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青鬼(あおおに)、通称ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人(ブルーベリーみたいないろをしたぜんらのきょじん)は、フリーゲーム「青鬼」に登場するキャラクターである。

概要

このゲームにおける敵キャラクターで、主人公達に襲いかかる正体不明の怪物である。体色は全身が青色で、ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人という呼び方は作中での美香の台詞による。

屋敷内に神出鬼没に出現し、主人公達を追い回す。また、触れると直ちにゲームオーバーとなる。

触れただけで直ちにゲームオーバーとなるといった最強性から、世界最強の2頭身と呼ばれることがある。

体格は2等身で、顔の幅よりも体の幅の方が狭い。こういった体格や、時に押し入れから飛び出す全身青色の世界最強の2等身であることなど、ドラえもんとの共通点が多いといわれる。

6系統では、脱落した登場人物が鬼に姿を変えるというイベントも発生する。

青鬼の亜種

  • スクワット青鬼 - 3系統で登場する。青鬼の中でもっとも体が大きい。常にヒンドゥースクワットをしている。
  • 山青鬼(千里眼青鬼) - 3系統でのみ登場する。青鬼の中でもっとも動きが遅い。接近してもBGMが流れない。なお、この青鬼の真ん中を通らない限り死亡判定はない(検証済み)。
  • クラゲ青鬼 - 3系統のブルーベリー農園で登場する。
  • オカリナ青鬼 - 3系統のブルーベリー農園で登場する。
  • 青海老 - 5系統の別館のみで登場する。他の種類の青鬼と異なり、接近してもBGMが流れず、接近すると直線でも曲線でも猛スピードで追ってくるため(近寄らないこと以外)撒くのが不可能である。動き方がゴキブリを連想させるため「青ゴキブリ」「青ゴキ」とも呼ばれる。
  • 牙鬼 - 5系統のラストシーンでたけしが見た夢の中で登場。
  • フワッティー - 6系統の別館2において、2階の書斎と地下1階のブルーベリー農園の2箇所で登場する。直線区間では高速で走るため撒くのが難しい。ただし「曲がりながら走る」ということができないようであるため、曲線区間で撒くことが可能な場合もある。
  • 美香鬼 - 6系統で登場する。別名「江口洋介の黒歴史」。
  • たけし鬼 - 6系統で登場する。金髪である。「たけ鬼」とも呼ばれる。
  • 卓郎鬼 - 6系統で登場する。「卓鬼」とも。
  • サウスパーク鬼 - 6系統サウスパーク編で登場する。

これらの内、美香鬼・たけし鬼・卓郎鬼は、いずれもそれぞれ美香たけし卓郎が脱落してから登場する。

知能

AI

青鬼のAIはゲームのバージョンアップに伴って進化している。

3系統以前は青鬼は障害物の有無にかかわらず最短経路で追いかけようとするため、青鬼に対して机や本棚の反対側に立つと追いかけることができなくなり、青鬼が踊りながらその場でとどまるという現象が起こる(この現象はしばしば「面接」と呼ばれる)。しかし、5系統以降ではこのような場合であっても「面接現象」が発生せず、青鬼は回り込んで追いかけてくるようになった。

五感・言語能力

視覚は、サーモグラフィのように熱を使って物を見るようである。嗅覚・聴覚・触覚・味覚については不明。

言語能力については、3系統のラストシーンでは日本語らしき言葉をボソボソと話し、6系統サウスパーク編では(文法的にこそおかしいが)はっきりした日本語を話していたので、ある程度は言葉を話せると見られる。

また、屋敷の部屋がほぼ全てきれいに保たれていることを考えると、掃除をする能力くらいはあるようである。

バグ

ドアバグ

青鬼が追いかけてきているときにドアを通り、直後に青鬼がドアを通るタイミングで同時にドアへ向かって引き返すと、青鬼のあたり判定が一瞬のみ無効になり、プレイヤーが青鬼をすり抜ける。オニンピックにおいてはUターンバグと呼ばれることもある。

階段バグ

1系統と3系統および5系統の初期版では、階段においても前述のドアバグに類似した現象が発生していた。このバグは最新版では修正されているため、現在はこのようなプレイを行うとゲームオーバーとなる。

正体の考察

青鬼の正体についてはゲーム中では明かされていない。インターネット上では青鬼の正体が何であるかについて議論が交わされてきたが、決着は付いていない。しかしながら、館が綺麗に保たれていたり、写真を大切に持っていたりする[1]ことを考えると、「かつては人間だった」とか「家族が居た」などと推測することができる。

6系統では、美香・たけし・卓郎が脱落すると、それぞれ美香鬼たけし鬼卓郎鬼と呼ばれる、脱落した登場人物の身体的特徴が現れた鬼が登場するというイベントも発生する。

このため、館内で死んだ人間が青鬼になるという推測も可能である。

その一方、3系統および6系統サウスパーク編では青鬼が登場人物を食べ、その直後には食べられた人物の身体的特徴が青鬼に現れるという描写があるため、青鬼は食べた人間の姿に擬態することができるという推測も可能である。前述のイベントはこの説でも説明できる[2][3]

また、6系統サウスパーク編では、警官(あるいは兵士?)によって青鬼が銃殺される描写がある。そのため、青鬼は超自然的な存在ではなく生物であると考えられる。また、この警官は青鬼を見て「怪物だ!」とか「何だこいつは!?」などの台詞ではなく「青鬼だ!」という台詞を叫んでいたため、警官は青鬼という存在を知っていると考えられる。

なお、小説版ではかつて人間であったという設定が取り入れられた。ひろし達が館を訪れる20年前にに住んでいた生物学者が、娘の病気を治すために遺伝子治療を施したが、その失敗により娘は青色の怪物と化してしまったというものである。

その一方で、館に忍び込んだもの達が恐怖のあまり正常な判断力を失い、青鬼という幻を見ているとする説もある[4]

脚注

  1. 1系統では写真をアイテムとして入手する事ができ、入手するとそれまでよりも執拗に主人公たちを追いかけるようになる。
  2. 6系統別館において、首をつろうとしているたけしが直後にたけし鬼に変身する描写があるが、この場面も首をつろうとしている所で既に青鬼がたけしに擬態していたと仮定すれば説明できる。
  3. サウスパーク編について考えるなら、青鬼がたけしを食べた直後、青鬼は金髪というたけしの身体的特徴が現れており、むしろ青鬼が食べた人間の姿に擬態することができると考えなければ辻褄が合わない。
  4. 【青鬼TA】営業成績一位の男にガチ実況させてみた - ニコニコ動画

関連項目

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