ドラえもんにおける相互確証破壊とは、以下の事象である。
相互確証破壊の成立まで[]
「ドラえもんプラス5巻」において、のび太はジャイアンに対して復讐攻撃を仕掛けるため、「ペンシルミサイル」を使用する。復讐が終わった後も、いつでも攻撃できるように各所にミサイルを設置した。
しかし、のび太を怪しんだジャイアンとスネ夫が未設置のミサイルを発見し盗む。ジャイアン側にもミサイルがあることを聞いたのび太は「自動しかえしレーダー」という、空中に怪しい物体が飛んできたら自動的にミサイルが発射されるようにする道具をミサイルにセットした。
ところが、「自動しかえしレーダー」の設置現場はジャイアンたちに盗み見られており、ジャイアンたちも自動しかえしレーダーをミサイルにセットした。
ここにおいて、のび太・ドラえもん・ジャイアン・スネ夫の4人は、どちらが先に攻撃しても、どちらもただではすまないことに気付いた。これが相互確証破壊が成立した瞬間である。
その後[]
前述のことに気付いた4人は、喧嘩はやめて野球をして遊ぶことにした。しかし、ジャイアンが打ったヒットに自動しかえしレーダーが反応し、これまでに設置されていた25発のミサイルが4人に向けて発射されたのである。
ミサイルが着弾する結末は漫画では描かれておらず、不気味さを演出する形になっている。しかし、大山版アニメではミサイルが着弾する様子まで全てオチとして描写された。
関連項目[]
- カクミサイル発射衛星
- 地球破壊爆弾
- ジャイアン大いに歌う事件